Aviraでファイルを検疫室(隔離室)送りにする時は考えたほうがいい。

 昨年の汚れは昨年の内に! ということで先日、Aviraの完全スキャンしてみた。
 ――新年一発目が昨年の話ってどうなの?

 なんで今までしてなかったかといえば、Aviraの完全スキャンは文字通り完全スキャンだから。通常スキャン設定とかリアルタイム保護設定とか一切無視して完全にスキャンする。圧縮ファイルとか解凍しなきゃ無害だろ、と思うわたしやあなたのPCにおいても、圧縮ファイルひとつ逃さないッ!

 でまあ、出るわ出るわ、他のソフトにパッチングするソフトの数々が! 実際それらしい挙動だから誤検知とはいわないけど、それらウィルスじゃねーですから!
 で、結構な数のファイルが引っかかったのだが、それに対する指示(削除とか隔離とか)を行うウィンドウが小さいので面倒に感じ、全部隔離に。後で、検疫室で無害なヤツを選んで戻せばいいやと軽い気持ちで。
 それが大失敗。なにが失敗かって、Aviraの検疫室(Aviraでは隔離室)、最ッ高ゥに使いにくいッ!

  • 大量のファイルがあると、開いただけで読み込み完了まで待たされる。プログレスバーとかないのでいつ終わるかわからない。
  • ウィンドウサイズ変えられない。フルパスが長いとはみ出るってレベルじゃない。外部ソフトでウィンドウサイズ強制変更すると、「あ、ウィルスがアンチウィルスに干渉しようとしているな……」と検知して自殺する安全設計!
  • リストの表示項目が少なすぎる。検出理由とパスと検出日時だけ。ファイルサイズとか「復元済みか否か」はひとつずつプロパティ(モーダルダイアログ)開いてね!っていう。
  • 圧縮ファイルの場合、中身のなにが引っかかったのかは解らない。
  • 操作は再スキャン、復元(元のパスor任意のパス)、削除しかできない。他のアプリで検証するとかできない。復元するしかないが、復元しても自動でディレクトリを開いてくれるとかもない。パスのコピーもできない。
  • 複数オブジェクトに対する操作は「再スキャン」と「削除」のみ。登録してから検疫室のアレさに気づいても、一括で復元とかできない。
  • 復元処理の間は一切の操作を受け付けない。復元処理中・復元処理完了などは報告されない。

 要するに。パスが見づらいから、そもそもなにが引っかかったのか確認し辛い。リストにある有意な情報はパスくらいのもので、ファイルサイズすらわからない。そもそも圧縮ファイルの場合は、なにが引っかかったのかわからない。検疫室内では削除くらいしかできないので、復元しないと濡れ衣かどうか調査もできない。復元する場合はひとつずつ手作業でやるしかない。復元先への移動は完全に自力(パスのコピーもできない)。復元してもリストにそのまま残るので、復元調査済みなのかどうかわかり難い。

 他のアンチウィルスの検疫室もこうなのかな……。まあ乗り換えるつもりはないが。確かにショックだが、軽くて検出力もそれなりなAviraを捨てるほどじゃあない。ただ、もし複数のファイルを検出してもすぐに検疫室に叩き込まずに、吟味してから検疫室送りにした方がいいよ、っていう記事。

 検疫室の仕様がアレなだけで、ひょっとしたらコマンドラインで効率的に復元できるかもしれない。ちょっと調べてみよう……。

 結局「F3」と「Delete」と「Enter」を駆使して人力で全部復元したよ!(ぐへー。完全スキャンした意味がまったくない。


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by lordnoesis | 2011-01-02 06:46 | テクノロジ | Trackback | Comments(0)
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