GoogleトーククライアントとしてのPsiとPandion。

 Googleトーク(以下「GTalk」)は通信にオープン仕様のXMPP(Jabber)を利用しているので、Google謹製クライアントアプリ(以下「GTC」)でなくとも、他のJabberクライアントでも利用できる。というか、Windows以外では他のJabberクライアントを利用するしかないが。

 いくつかあるJabberクライアントの中で、私の好み(軽量・軽快・非多機能)に適ったクライアントがPsiとPandionのふたつなので、今回はそのふたつを比較してみた。ひょっとしたら知らないだけで、他にもあるかもしれないけども。
 なお、比較には現時点でのそれぞれの最新版を用いた(Pandionは2.6.110。Psiは0.14)。

  • Pandion
    • インストールした時点で日本語化されてる。
    • 設定が簡単。GTalkサーバーに接続するだけならIDとパスワードを入力するだけ。
    • オプション項目がほとんどないので寂しい。
    • 見た目が綺麗。ルックアンドフィールの変更はHTML等で行う(日本語資料はたぶんない)。
    • GTalkサーバーのそれとは別に、ログ保存機能あり。エクスポートはHTML。
    • Pandion同士のファイル送信に対応? ボイスチャットはできない。
    • プラグインに対応しているが、いくつかの非実用的なプラグインがあるだけ。
    • 疑似的な不可視ログインが可能だが、実用的ではない(一方的にメッセージを送信するだけで受信はできない)。
  • Psi
    • 日本語化には公式から別途ランゲージファイルを落とす必要がある。
    • GTalkサーバーに接続するためにアカウント設定が必要(設定内容はGTalkのヘルプに書いてある)。
    • オプション項目はそれなりにある(べつに設定しなくても問題はない)。
    • 見た目は普通。アイコンくらいしか変更できない。
    • GTalkサーバーのそれとは別に、ログ保存機能あり。エクスポートはTXT。
    • Jabber標準のファイル送信に対応(GTCはJabber標準じゃないので無理)。Psi派生のJabbin(後述)ならGTCともボイスチャット可能。

 GTCと比較した場合、双方ともメモリ使用量は倍(50MB)程度だが、CPU負荷は低い。GTCは文字入力中にCPU負荷が上がって反応が悪化することがあるが、PsiやPandionではそれがない。
 PandionとPsiの比較だが、Pandionは「見た目がそれなり」「設定が簡単」という以外に利点はない。

 私はオプション設定をいじってカスタマイズするのが好きなので、Psiを常用している。特に、GTCやPandionのような、「連続した複数のIM」と「改行を含む単一のIM」の区別がしにくい表示方法は好きじゃないので。送信ごとに、先頭に名前なり時刻なり表示して欲しいっつー。
 ただし、ファイル送受信とボイスチャットはGTC(英語版)を利用せざるをえない。

 ボイスチャットに対応したPsi派生としてJabbinがあるのだが、久々に最新版使ったら、かつてはPsiそのまんまだったルックアンドフィールがモダン?(方向性としては昔のSkype)になってて驚いた。設定せずともPsiの設定参照して動いてたので、相変わらず中身はPsiだと思う……たぶん。

 それと、ボイスチャットはできるのだが、GTC同士のそれよりも(相手側に)CPU負荷がかかるっぽい。codecが違うからとか?


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by lordnoesis | 2010-10-22 17:24 | テクノロジ | Trackback | Comments(0)

iGoogleのチャット機能がファイル送信に対応したそうな。

CNET Japan:グーグル、ウェブ版「Google Talk」にファイル転送機能を追加

 Googleトークに比較的長い間繋がらなかったので、障害でもあったのかとググってみたら割とタイムリーな記事を発見。まさかこのせいじゃないだろうな。

 さて。Googleトークを利用する方法は色々あって。クライアント(Windowsアプリケーション)版、Flash版、Ajax版とある。クライアント版はボイス・ビデオチャット、ファイル送信(日本語版は非対応)に対応しているが、Google的にはすでに主力はAjax版らしく、しばらくver.upされていない。Flash版はグループチャット機能をもった初期のweb版だが、現在は積極的には提供されてないっぽい(リンクが分かりにくい)。Ajaxl版は、iGoogleとGmail(とorkutもか)内で提供されているもので、グループチャット、不可視ログイン機能がある他、特定のブラウザではボイス・ビデオチャットにも対応した(専用プラグインをインストールする必要がある)。

 それで、今回のニュースというのは、このAjax版がファイル送信に対応したという――って、"Gmail版は未対応"?? うわーホントだ、iGoogleだとIMダイアログの「操作」メニューに「ファイルを送信」って項目があるが、Gmailだと影も形も。同じAjax版でもiGoogleとGmailはまた別なのかよ! ただでさえ利用方法が多くて、一般人にGoogleトーク勧めるのが面倒なのに……。

 まあファイル送信に対応したっていうのはいいことよね。……これで日本語版がファイル送信に対応する可能性は完全に断たれたっていう気はするが。

 ファイル送信とかボイス・ビデオチャットとか、普段PsiでGoogleトークに接続してる私には関係ない話ですけどッ!!!(ぐへー。


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by lordnoesis | 2010-03-30 22:19 | テクノロジ | Trackback | Comments(0)

Googleトークでオフラインメッセージが表示されない

 Googleトーククライアントはログイン時に、オフラインの間に受信していたメッセージを表示するはずなのだが、いつの頃からか表示されなくなっていた。で、調べたところ、Gmailのフィルタが原因だった。正確には「オフラインの間に受信した未読メッセージ」を表示するため、「既読にする」フィルタにひっかかると受信されないという。
 IMもgmail.comからのメールとして処理されていることに対する認識が不足していた。

 これを回避するには、問題のフィルタの「含めないキーワード」に「in:chats」を指定すればOK。つまりIMは無視するように。


 それと、タグによるグルーピングのためにやたらとorを使っていたのだけど、A or B or Cと{A B C}が等価だと知ったのでそのように修正。

Googleヘルプ:詳細検索の使用


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by lordnoesis | 2009-05-18 18:22 | テクノロジ | Trackback | Comments(0)

PsiからPandionに乗り換えた。

 ふとしたことからJabberクライアントのPandionを試してみたのだが、そのまま乗り換えてしまった。イメージに反してCPU・メモリ共に与える負荷はPsiと同レベルだし、何もしなくとも9割9分日本語化されてるし、なによりPsiで発生するIMEの問題がなかったのが最大の決め手。これでもうAlt+Tabで移動した場合、時折IMEが何をしてもONにならない現象とはおさらばだ!

 今はPsiも日本語化ファイルあるし、IMEの問題も起こらないっぽいので、好みの問題だね。ログ機能とか、設定の有無とか。

 Psiと比べると設定項目が少ないのが気になったが、普通に使う分にはそれで困らない程度に自動化されているので、それは「設定が簡単」という美点だろう。というかPsiはあるけど使わない(どうでもいい)設定が多すぎる。
 いじろうと思えば深い設定もScriptやCSSでいじれるようだが、資料が解りにくくて困る。いや、前述のように設定をいじる必要はほとんどないんだが、IM表示のしかたが気に入らない。Gtalkと同じ方式なんだよなー。私はIM送信ごとに、行頭にアカウント名を表示してくれる方が好みだ。でないと「連続して送信したメッセージ」と「改行して送信したメッセージ」の区別がつかんじゃぁないか!(ぬへ。

 なおPandionもその他の一般的なIMと同様に、改行はShift+Enterである。

 なおGoogleトークの代替として使う場合、ボイスとファイル送信は対応していない。まあ、あのふたつはJabber標準じゃないから当然なんだが。というわけでPsi時代と変わらず、ボイス/ビデオチャットやファイル送信する時は本家クライアントを起動する(ボイス/ビデオはGmailチャットでも可)。……たまに、そもそもGtalkやめて互換クライアントにしたのはなんでだったっけ、と思うことが(ぐへー。

 ――いやホントになんでだっけかな!? IM表示のしかたが気に入らなかった(当時はGtalkのスキンを改造する方法を知らなかった)からか、入力欄の行数が自動で増減するのが気に入らなかったか、時折なぜかCPUリソース食い荒らすのが気に入らなかったか、Gmail開かないとログ閲覧できないのが気に入らなかったか、あるいはそのすべてか!?


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by lordnoesis | 2009-04-04 10:34 | テクノロジ | Trackback | Comments(0)
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